内容紹介
主人公=キャラクターとしての批評家・東浩紀。書き手=実在の批評家・東浩紀+実在のライトノベル作家・桜坂洋。ふたりに与えられた武器は「キャラクター」という古くて新しい概念。「私」とセックスと死を描く日本文学、その脱構築として。「自然主義的リアリズム」、その文学環境崩壊の中で。主人公・東浩紀は、分裂する。暴走する。その果てに...。

📝 レビュー (aoitakuさんのレビュー)
評価:
5/5
レビュー:
評価には根拠が必要だというのが、ぼくがずっと守ってきたルールなのだけれど、この作品を評価するにあたって、その評価の正当性の拠り所を提示するのがすごく難しいと、今キーボードを叩きながら思っている。
なんだかよく分からないけれど、この物語からぼくは何かを得ることができたような気がする。錯覚かもしれないが、その錯覚だって、意味があるはずだ。
だから、ぼくが得た感覚の意味こそが、この評価の根拠、ということにして、一言。
とても、面白かった。
なんだかよく分からないけれど、この物語からぼくは何かを得ることができたような気がする。錯覚かもしれないが、その錯覚だって、意味があるはずだ。
だから、ぼくが得た感覚の意味こそが、この評価の根拠、ということにして、一言。
とても、面白かった。
読書履歴
2008/07/02
152ページ
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