📝 レビュー (Yooさんのレビュー)
評価:
3/5
レビュー:
南総里見八犬伝は言わずと知れた曲亭馬琴作の小説だが、あまりにも長いためか、ほとんどの本は有名なところをつまみ食いしているだけで全訳しているものは無いようだ。その中でこの本は残念ながら途中で挫折しているものの、省略せず訳しているということで、読んでみた。第一巻では第一輯と第二輯とを収めている。第14回までが、下総の結城合戦で破れた里見義実が三浦から安房へ渡り、瀧田を領有するも安西景連の計略にはまって窮地に落ち、その景連の首をとった犬の八房に娘の伏姫を与え、伏姫の死に際して仁義禮智忠信孝悌の水晶の数珠玉が四散するという発端である。話はとんとんと進みテンポが良いのでどんどん読める。発表当時や明治時代にも流行したというのがわかる気がする。ただ、馬琴は読書家でものをよく知っていたということがあるのだろうが、蘊蓄が長くセリフも長い。テンポが良いと言えば聞こえは良いが、あらすじを読んでいるようで、小説としてはやや物足りない感じがする。一輯当たり10回というのは本屋の決めごとらしく、14回までを第一輯としたかったという記述もあり、その他にも言い訳的な馬琴の記述があって、面白い。女性蔑視的な記述が気になったりはするものの、楽しく読めそうだ。
読書履歴
2026/03/25
392ページ
読了
2026/03/25
383ページ
第20回読了。義の荘助登場
2026/03/24
364ページ
第19回読了。孝の玉出現
2026/03/24
341ページ
第17,18回読了。濱路登場。犬の與四郎が猫の紀二郎を噛み殺すのはどうかと思うなぁ
2026/03/23
302ページ
第16回読了。犬塚信乃誕生
2026/03/23
280ページ
第14,15回読了。結局親の言うことを聞かない番作
2026/03/22
249ページ
第13回読了。伏姫勇まし過ぎ
2026/03/21
222ページ
第12回読了。丁寧な説明ですこと
2026/03/21
209ページ
第11回読了。時到る
2026/03/21
187ページ
第10回読了。第1輯終了だが、このいかにも中途半端な感じは何?
2026/03/20
176ページ
第9回読了。人語を解する八房
2026/03/20
154ページ
第8回読了。八房登場
2026/03/19
139ページ
第7回読了。玉梓の祟りその一
2026/03/19
121ページ
第6回読了。玉梓の言うこともわかる気がする
2026/03/19
110ページ
第5回読了。悪者栄えず
2026/03/18
84ページ
第4回読了。東條城奪取、ちょっと簡単すぎやしないか
2026/03/18
59ページ
第3回読了。鯉は釣れるか
2026/03/18
42ページ
第2回読了。悪役登場
2026/03/17
27ページ
第1回読了。龍の話が長い
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