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新潮日本古典集成源氏物語2

新潮日本古典集成源氏物語2

この本の所有者

4,960回参照
2025年4月13日に更新

書籍情報

ページ数:
341ページ
参照数:
4,960回
登録日:
2025/03/20
更新日:
2025/04/13
所有者:
Yoo Yooさん

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📝 レビュー (Yooさんのレビュー)

評価:
4/5
レビュー:
源氏物語
源氏物語の第2巻。紅葉賀、花宴、葵、賢木、花散里、須磨、明石を納める。源氏の父親である帝の寵愛する藤壺との間に不義の子が生まれ、源氏にそっくり、それをまた周りの人達は納得するのだが、無理矢理ですね。この巻のハイライトは、やはり葵か。葵上だから葵なのかと思っていたが、どうも葵祭と言うことらしい。無事出産して、皆が油断している時に誰にも看取られずに亡くなる葵上が哀れ。その後、帝の崩御、藤壺の出家と続き、須磨、明石と進んでいく。藤壺の出家も源氏がしつこく迫ったせいだし、流罪になるのを怖れて須磨に行く羽目になったのも、朱雀院の女を寝取ったせいで、結局源氏の女癖の悪さが招いた気がする。明石の上との件は住吉明神まで持ち出して、ただの色狂いではないと作者は言いたいらしいのだが…。地に足がつかないと言う意味なのだが、「足をそらなり」と言う表現が面白い。

読書履歴

2025/04/13 341ページ
2025/04/12 309ページ 明石読了。あやしうものはかなき夢?
2025/04/10 256ページ 須磨読了。「足をそらなり」と言う表現が面白い
2025/04/05 198ページ 花散里読了。と言うか、短い!
2025/03/31 189ページ 賢木読了。桐壺帝崩御、藤壺出家、朧月夜との密会露見と怒涛の展開。お前のせいで出家したんだと言ってやりたい
2025/03/23 123ページ 葵読了。葵の上の喪も明けないうちに紫の上を手込めにするとは何と言うこと
2025/03/22 62ページ 花宴読了。何をやっても許されると思っているところが鼻につく
2025/03/20 45ページ 紅葉賀読了。若宮誕生、そんなに似てたらバレるよね

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