📝 レビュー (Yooさんのレビュー)
評価:
4/5
レビュー:
巻7から9まで。倶利伽羅峠から一の谷まで。義仲は、山猿で行儀が悪くて結局打たれてしまうくらいに思っていたが、後白河法皇を幽閉してしまうなど、やりたい放題で、これは成敗されても仕方がないと納得した。読んでいて、どうも源氏よりも平家の肩を持ちたくなってしまう。特に、一の谷で平盛俊が猪俣にやられる所などは、「卑怯な!」と、言いたくなってしまう。その中でも、熊谷次郎と敦盛の話は、切なくて、それでいて少し救われる気がする。全体に調子が良く、物語に没入できるのは、やはり訳が良いからか。
読書履歴
2020/10/04
274ページ
やはり一番泣けるのは、敦盛だな
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