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哲学の自然 (atプラス叢書03)

哲学の自然 (atプラス叢書03)

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111回参照
2013年3月29日に更新
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書籍情報

ページ数:
248ページ
参照数:
111回
更新日:
2013/03/29

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くるみ
くるみ Lv.54

「自然が人間の中に溶け込んで生きるというナチュラリズムはあり得ないと思っています。」(P.220)
印象に残ったフレーズ

直観とは何か……ベルクソン……実際に在った時に経験する「端的な、分解しえない感情」…つまり、その人物と実際に会った場合には、動作や態度や言葉のすべてが、まるで一つの源泉からあふれるように自然のままに流れ出てくることが感じられる。そのとき、その人物の「そこなわれぬ全体が一挙に私に与えられたのだ」

今まで、ドゥルーズとかスピノザとかベルクソンとか話に出てきても読みたいと思わなかったが、この本のⅣ章を読んだら、読みたくなった。

あと、実践的というか、今起こっていることについて考える、問題にかかわっていくという姿勢がいい。その後の経過を見ていくことができるので面白い。