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The Logic of Scientific Discovery (Routledge Classics)

The Logic of Scientific Discovery (Routledge Classics)

Karl Raimund Popper

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1人が登録
1,978回参照
2011年12月30日に更新

書籍情報

ページ数:
544ページ
参照数:
1,978回
登録日:
2010/12/01
更新日:
2011/12/30

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📝 レビュー (H. Tarkunさんのレビュー)

レビュー:
「科学的言説に帰納法は使えない」と演繹による理論体系や科学的言説における「確率」の捉え方を論ずる。

当たる確率の高い仮説ほど、その仮説が明らかにしようとする科学的事実に対する「証拠の度合い」が低い、というのはなかなか面白い。例えば、占いや予言の類は、何となくあたる訳で、それは何らかの科学的事実を説明しようとしていても、全く価値がない。

ある理論を反証する事象の集合が大きいほど、その理論がより多くの事を説明するという、良く考えれば当たり前であるが、直感的には気付かない点は非常に興味深い。

311後の日本において、地震や放射線に関する言説の正当性を考える際に、ポパーのいうことはとても示唆的だと思う。

読書履歴

2011/12/30 544ページ
2011/12/28 247ページ 量子力学の確率的解釈について
2011/12/27 207ページ
2011/12/22 197ページ
2011/12/21 182ページ
2011/12/19 175ページ
2011/12/09 163ページ
2011/12/05 158ページ
2011/09/26 146ページ
2011/09/22 142ページ

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