天皇とアメリカ (集英社新書 532C)
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書籍情報
- ページ数:
-
252ページ
- 参照数:
- 132回
- 登録日:
- 2010/09/26
- 更新日:
- 2010/09/26
- 所有者:
-
northeast57さん
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内容紹介
書籍情報提供: Google Books
📝 レビュー (northeast57さんのレビュー)
太平洋戦争後、アメリカは「天皇制」存続を認め占領政策に利用したことから、この2つの表象にに関連があることは明らかであるが、それぞれの表象を複合させたとき、幕末に日本とアメリカが出会った後、アメリカの宗教と外交軍事政策、日本の近代化と外交軍事政策が絡み合って相互補完しあっていることが分かる。
戦後の「アメリカ、日本のアジア政策」に与えた影響、日本のアジア諸国に対する戦争責任への「一貫しない、欺瞞的な対応」」、「経済大国日本の自己イメージの形成」などなど、さらにジェンダー、女性天皇、右翼の存在など、様々な領域で事実の発見と連関、相互作用の存在を見出し、さらに様々な想像が展開されるのである。
全編、両著者の3年間ほどの期間をかけた対話からなっており、読みやすく、しかし刺激を得るところの大きい著書である。
アメリカの衰退(と中国の台頭)は、「天皇とアメリカ」から発している体系に衝撃を与えるのは間違いない。天皇の特異性の主張をやめるのか、女性天皇を認めるのか、欧州の王室のスタイルに変化すべきか、あるいはいっそ共和制への移行を視野に入れるのか。こうした変革のもと日本人の新たな表象をどこ求めるのか。さらに経済的な統合が進むであろう東アジア地域において、何が統合の表象となるのか。さらに想像力は広がっていく。
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「天皇は近代」、「 アメリカは宗教」と言うそれぞれの表象は、既にそれなりに認識されていることであろう。しかし、この二つを複合した「天皇は近代であり アメリカは宗教である」という表象は様々な理解をうみだす。
太平洋戦争後、アメリカは「天皇制」存続を認め占領政策に利用したことから、この2つの表象にに関連があることは明らかであるが、それぞれの表象を複合させたとき、幕末に日本とアメリカが出会った後、アメリカの宗教と外交軍事政策、日本の近代化と外交軍事政策が絡み合って相互補完しあっていることが分かる。
戦後の「アメリカ、日本のアジア政策」に与えた影響、日本のアジア諸国に対する戦争責任への「一貫しない、欺瞞的な対応」」、「経済大国日本の自己イメージの形成」などなど、さらにジェンダー、女性天皇、右翼の存在など、様々な領域で事実の発見と連関、相互作用の存在を見出し、さらに様々な想像が展開されるのである。
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アメリカの衰退(と中国の台頭)は、「天皇とアメリカ」から発している体系に衝撃を与えるのは間違いない。天皇の特異性の主張をやめるのか、女性天皇を認めるのか、欧州の王室のスタイルに変化すべきか、あるいはいっそ共和制への移行を視野に入れるのか。こうした変革のもと日本人の新たな表象をどこ求めるのか。さらに経済的な統合が進むであろう東アジア地域において、何が統合の表象となるのか。さらに想像力は広がっていく。