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そそるマーケティング

そそるマーケティング

電通感性工学ユニット

この本の所有者

3人が登録
144回参照
2012年1月14日に更新

書籍情報

ページ数:
224ページ
参照数:
144回
更新日:
2012/01/14
所有者:
エリ エリさん

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📝 レビュー (エリさんのレビュー)

評価:
3/5
レビュー:
●感想

物を買うことよりも捨てることを考えられる時代に、
どのようにしたら、人の心を揺さぶる
「人をそそる広告」が出来るのか。
物を購入する時の人の脳内会話を、感性工学の観念から
それはもう丁寧に説明された本。
非常に分かりやすいけど、なるほどなぁ~と唸るほどのことは無かった。
潜在意識で無意識に考えていることを改めて説明されて、整理された感じはある。

茂木健一郎氏と、佐藤卓氏、中村拓志氏の
話は面白かった。

茂:日本で感性価値が生まれるためには、
伝統的な感性とモダニズムを結びつける工夫が必要。
日本は感性価値の提供に失敗し続けている。

佐:「分かりやすさ」よりも「興味を持ってもらう」こと。
人の能力を無視した情報過多なデザインが多過ぎる。
「ほどほど」に抑えて、完成させないデザインへ。

中:「服は人間の皮膚の延長にあり、
身体と心と直結している」
建築も人の感情をデザインすることが出来る。
それは人の「ふるまい」の中にヒントがある。


●どうして買ったのか。

・この表紙の目と目が合った。
この本によると、人は人の顔に興味があり、
人の顔のような形や顔のように見える
絵に惹きつけられるらしい。
・「そそるマーケティング」というタイトル。
そうだ、マーケティングって「そそる」ことだと
改めて納得したから。














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