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ジョン・C. リリー

作家紹介

ジョン・C. リリー
ジョン・カニンガム・リリー(英語: John Cunningham Lilly、1915年1月6日 - 2001年9月30日)は、アメリカ合衆国の脳科学者、内的探索者、著作家。脳と身体と心の活動の関係について研究し、また、イルカのコミュニケーションを最初は科学的に、後に非正統的な方法で研究し、イルカの科学的研究と神秘主義を接続した。カウンターカルチャー、ヒューマンポテンシャル運動、サイケデリック・ムーブメント(幻覚剤LSDがもたらす知覚体験を元にしたサブカルチャーの一大潮流)の第一人者として記憶されており、映画『イルカの日』のモデルとなった事で知られている。
生涯を通して一貫したテーマは意識におけるリアリティの研究であった。最初は脳神経活動から解明を試みる立場だったが、当時の科学者たちは、脳神経に電極を通す研究がFBIなどの政府情報機関の洗脳に悪用される可能性を懸念しており、1959年頃には神経学的アプローチを断念して、アイソレーション・タンク(感覚遮断タンク)や幻覚物質を用いた研究、イルカのコミュニケーションに重点を移し、1960年代から1970年代にかけて意識探求の第一人者としてカルト的な地位を確立した。

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