オウィディウス
作家紹介

プーブリウス・オウィディウス・ナーソー(ラテン語: Publius Ovidius Naso、ラテン語発音: [ˈpʊː.blɪ.ʊs ɔˈwɪ.dɪ.ʊs ˈnaː.soː]、紀元前43年3月20日 - 紀元後17年 または18年)は、帝政ローマ時代最初期の詩人の一人。共和政末期に生まれ、アウグストゥス帝治下で平和を享受し繁栄するローマにて詩作を行った。エレギーア形式で詠まれた『愛の歌』や『恋の技法』などの恋愛詩集や、叙事詩の形式で詠まれた『変身物語』などがよく知られている。『変身物語』は15巻12000行あまりの大作で、韻律としてヘクサメトロスを用い、神話伝説上の数々の変身譚を語る。一般にギリシア・ローマ神話の集大成と受け取られている。
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1
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オウィディウス 変身物語〈上〉 (岩波文庫)
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