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サムスンの決定は何故世界一速いのか (角川oneテーマ21)

サムスンの決定は何故世界一速いのか (角川oneテーマ21)

吉川 良三

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taka_aki
taka_aki
2012年11月読了
サムスン製品は買ったことは無いのですが、インドに来てみるとその存在感の強さにビックリしたのです。

そんなサムスンに勤めていた方が著した一冊。

賛否両論ある企業かも知れませんが、グローバルでここまで存在感を強めているのは事実。日本企業との違いをまざまざと見せつけられます。

以下はメモ:
・日本では「石橋を叩いて渡る」慎重さが尊ばれる風潮がありますが、いまはそれが許される時代ではありません。韓国の人たちは、腐っている橋でも渡り、渡り終えた後にはその橋を壊してしまうような感覚をもっています。
・韓国の格言には「始めたら半分終わったも同じ」というものがあります。
・誰もやっていないからこそ、自分がやる。
・LG電子が売り出したイスラム圏向け携帯電話「メッカホン」。メッカの方角を示す。
・日本では、極端にいえば、決定することを悪いことだと考えている面さえあるようにも感じられます。
・技術は「開発設計(科学技術)」と「量産設計(産業技術)」に分けられ、日本は開発技術に強い。
・見える化と見せる化
・日本品質にこだわるよりも、お客さんに合わせて臨機応変な製品ラインナップを考えるほうがはるかに重要です。
・LGのテレビは一日に五回コーランが流れて大ヒット。
・サムスンの実地研修。一人の力で異国で生き抜け!
・グローバル化を志向するなら、ものつくりの「つくり」に傾注するのではなく「もの」にシフトしないといけない。
・日本人の三つの驕り。経営者の傲慢、技術者の傲慢、消費者の傲慢。

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