この本について
舘野泉さんのピアノに憧れてフィンランドに留学した芸大生が、言葉を覚えようと悪戦苦闘。「ニーン、ニーン」という相槌が猫の言葉に聞こえるフィンランド語だが、夏至祭の頃には鶏の声に聞こえ、古文を読むと恐竜の言葉に思えるとか・・・。楽しいエピソードがいっぱいで、難しいはずの言語学も面白いことこの上なし。マイナス30度の寒さに耐え、サウナでびっくりするような体験もし、ジャガイモ攻めにあっても、くじけない!「やっぱりフィンランドで勉強してよかった」と思うのは、いろいろな出会いがあったから。フィンランドが身近に感じられる抱腹絶倒留学体験記。
読書ステータス
読了
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