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親離れできれば生きることは楽になる―自分がもっと強くなる“一人立ち”のすすめ (PHP文庫)

親離れできれば生きることは楽になる―自分がもっと強くなる“一人立ち”のすすめ (PHP文庫)

加藤 諦三

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くろ
くろ
2013年9月読了
やっていることが楽しくなければ楽しくないほど、そこに意味や理想を求める。
最悪は自分はみじめなのに、自分はみじめでないと思い込もうとすること。
言い訳をしたくなったら誰も私を責めてはいないと自分の心の中で自分に言い聞かせる。
自然の幸福感。
親が期待するように感じていて、可愛がられたと錯覚している。
心のふれあいを通じて人間は成長していく。
自分の心の底にある感じ方に従う。
欲求不満な人を喜ばせようと努力することはやめる。
私には感じる能力とそれを表現する能力があり、その能力を大切にする。たとえあなたがその感情を認めなくても、たとえあなたがその感情に賛成しなくても。
真実はその求め方を間違えると傲慢に通じていく。ただその日その日を精一杯生きることが、結果として真実に通じる。
どの世界にも救われた人、救われなかった人がいる。
真実なんて考えなくても生きて行くことはできる。
生きている意味が感じられなくなった時、つまり抑圧が拡大、継続したとき、人は何のために生きているのか、という悩みにぶつかる。
抑圧がなくなり、葛藤も解消した時、つまり生きている意味が感じられる時、なぜ生きているのか、という悩みは消える。
いいものはいい。いいということの理由はいいということである。ということを感じる。
人間は対象において自分を意識する。美しい音楽に聴きほれる、スポーツに熱中する、絵画に感動する、そのようなことが自分の存在感を確実なものにする。
人間は対象無しには無である。自分自身を目的にすることは、無を目的にすることである。対象を大切にすることを通して人間は自分を大切にする。人間は対象を愛することを通して、自分を愛する。

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