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炎の乱れ討ち―遠山奉行影同心〈3〉 (学研M文庫)

炎の乱れ討ち―遠山奉行影同心〈3〉 (学研M文庫)

早坂 倫太郎

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1件のレビュー

この本について

北町奉行・遠山景元の影同心、高見高斎、陣内辰馬、お連の三人と、南町奉行・鳥居耀蔵の元に、塩漬けにされた人間の耳が届けられ、神田川と大川にバラバラ死体が上がった。この猟奇的な事件に関わりがあった海産物問屋「土佐屋」は皆殺しにされ、証拠となる女の生首を見つけた御家人・伊坂正泰の家も爆破されてしまう。景元と影同心は事件の背後に隠された驚愕の大謀略を暴いていく。

みんなの評価

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レビュー

miyan
miyan
2015年12月読了
エロスと、激しい攻防と。

今度は高斎の過去と関わってくる物語です。
高斎と辰馬の元に切り落とされた耳が送られるところから
始まっていきます。

どうやらその影には
贅沢を禁じた老中の粛清劇に
心底を恨みを抱いていたものが関わります。
そして物語の最後にはあまりにも悲しい展開が待ち受けています。

相手が非常に強大で、
なおかつ「禁じて」を用いてくるため
影同心たちは後手にまわる羽目となります。
そういう意味で、爽快感はないかな。

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